お話はついにBROMPTONのバッグ的問題へ。

ずっとこの世界だけは入るまいと決めていたのですが、ついにBROMPTONのバッグ的問題のお話なのです。以前、アルバイトスタッフのスローモーの為に「かご」をつけてあげたのですが、それ以来関心は薄れていました。あの時に一応フロントキャリアブロックを装着し、一番安い純正フォールディングバスケットなるものを購入したのでした。アレはアレで、リモワがすっぽり入るのでコインランドリーに行く時などは重宝しております。
その時のお話はこちら。
いけいけBrompton！実用的なパーツを取付ける！の巻
Brompton M6L RAW LACQUERに「カゴ」をつけたよ！

そして時は流れました。基本的に僕は吉田カバンの３WAYをたえず愛用しているのでビジネスでは肩掛け、自転車に乗る時はリュック状態にしているのです。中身入れ替えるの大変だし、常時必需品が増えてしまい、スチュエーション毎に中身を変えると、忘れ物しちゃうしで、出来るだけ荷物は同じ状態をキープしている訳です。なのであえて自転車に乗る時用の専用バッグの必要性をあまり感じておりません。
たまたまとある自転車屋さんで超大安売りのキャラダイスのBROMPTON専用バッグなるものが3500円で投げ売りされていたのです。（通常１諭吉以上はしてたみたいです）バッグに関する知識がまったくなかったのですが、ちょっと汚れてる訳あり品でしたが、色が渋い紺でシンプルなデザインだったので、RAWカラーにも似合いそうだからと購入いたしました。これです。
　　　　　
そしたらなんと〜っ！
キャラダイスって英国で有名な老舗バッグメーカーだったんですね！やった！ラッキー！

Carradice は70年以上もサドルバッッグを作り続けています。1930年代の半ば、Wilf Carradiceは初のサドルバッグを彼自身のために作り出し、それが市場にある商品とは比べ物にならないほどの質を持っていることに気がつきました。すぐに友人たちはそのコピーを依頼して来ました。1930年代後半にはCarradiceはテント、リュックサック、スリーピングバッグ、ジャケットなどを作り出しています。1940年代・50年代を通じて、Carradiceのバッグは真剣なライディングツアリストやクラブライダーたちに選ばれるようになりました。1970年代に、Wilfは引退を希望し、彼と同様のスタンダードを持ったバッグを作り続けてくれる人に経験と信用を譲りたいと考えていました。幸運なことに、熱心なサイクリストのNeville Chadwickが質の高いサイクルバッグを目にし、会社を引き受けることになりました。そうして、多くの需要があったため、より大きな敷地へ移ることとなりました。全てのCarradiceバッグはNelsonにある独自の工場において手作業で作られます。大型のバッグ（特にトラディッショナルなコットンダックなど）は、特にデンマークやドイツ、アメリカなど、世界中の国々に輸出されています。過去20年間において、Carradiceキットは最も選ばれる世界的なサイクリング用品となりました。

し、知らなかった。

早速、フォールディングバスケットのホネホネフレームを抜き出して、キャラダイスバッグにはめてみました。

そしたらなんとぉ〜っ！
サイズが合いません！ぬ〜

調べてみると、２サイズあってチビッコい方しか入らない様でした。

　
フォールディングバスケットについていたのはこれ。


高さが低い「フロントキャリアフレーム S-Bag用」なる、こちらでないと入りません。ぬ〜

そもそも、なんでこんな、単なるアルミとプラスチックのホネホネフレームが、7500円もすのでしょうか？

英国老舗バッグメーカーCarradice製BROMPTON専用バッグは、結局
「飾っておくだけの存在」
になってしまいました。とほほ